Rental-kart Master's Championships
Round 1.
2000/5/20(sat) weather:fine course:dry

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*このレースレポートは、当レースの参加者の1人が執筆しております。したがいまして、内容も多少、公平さを欠くものとなっていることを、あらかじめお断りしておきます。

 

<ENTRY&TOPICS>
MVS道場
家元
"跳ね象"若松
師範
"海蝙蝠"大須賀
師範代
"猿回し"宮崎
  "手拭い"太田
  "女狩り"笹森
  "蛾潰し"川口
  "蟹走り"三盃
  "枕手品"馬場

 '99年の秋頃突如制定された、MVS師範代制度。1dayT.T.の総合ベストタイム争いが、アイ〜ンらの常連による出来レースになってしまうのを避けるため、彼らを別 格扱いで持ち上げて賞典対象から除外してしまおう!というのが本来の主旨だった。 だが、MVSスタッフの1人の負けず嫌いが「彼らが師範代なら、おれは師範だ!」と言い出し、さらにこれもMVSスタッフのもう1人の負けず嫌いが「それならおれは家元だ!!」言い返したからたまらない。そもそもこの2人、REC/RSCが盛り上がるにつれ、自分達もレースに出たくて出たくて、我慢も限界に達していたのである。
 そんなある日のこと。たまたま師範代の一部が集まり、YVSで添加剤注入を進めていくうち、誰からともなく「レースしない?」という声があがった。添加剤によりテンションが上がっていた2人の負けず嫌いは、計測不能のタイムで即応。一般 社会で仕事中だった他の師範代をわざわざ呼びつけてまで始まったのが、この「師範代レース」である。「魅せるレースを開催し、一般 ドライバー(REC/RSCエントラント)のレーシング・マナーの向上を計る!」などというご立派な大義名分はあるが、要はスタッフ2人が遊びたかっただけなのであった。
 さて、勢いのみで始まった師範代レースも、今季から遂に、公式シリーズ化が決定。その記念すべき第1戦は、5月13日(土)に開催され…る予定だった。山はあいにくの雨だったが、航海中の馬場師範代を除く全員が揃っていたし、師範代たるもの雨でも速くて当たり前。特に、年齢的ハンデを背負って体力が弱点の若松家元は、強行開催を声高に叫んでいた。しかし結局、民主主義の原則に負けて開幕戦は1週間延期となり、かわりにエキシビジョンとして、師範代以外のドライバーも交えての「師範代リレー」が行われることとなった。
 この、1チーム3人のリレー方式で行われた雨中の前哨戦では、太田師範代/嶋木門下生/若松家元組が、MVS最速の大須賀師範/安部門下生/杉本門下生組を僅差で抑え、幸先の良い勝利を飾った。だがこの勝利を飛び跳ねて喜ぶ若松家元らの姿が、大須賀師範の負けず嫌い魂の業火にガソリンをぶっかけてしまったのである。
 そしてその翌週、5月20日、土曜日。この日は先週とはうってかわって五月晴れ。三盃師範代は欠場したが、馬場師範代が上陸休暇で参戦。さらに同日開催の1dayT.T.でベストタイムを記録して出場権を獲た嶋木門下生を加え、以下の8人が、記念すべき開幕戦のエントリーリストに名を連ねた。

 カートNo.(抽選)/エントリーネーム(階級)/所属
 "女狩り"笹森(師範代)ティ〜ム☆アイ〜ン
 "海蝙蝠"大須賀(師範)MVS
 "猿回し"宮崎(師範代)MVS
 "昇り鷹"嶋木(1dayT.T.1位 )フリー
 "手拭い"太田(師範代)Re-birse
 "跳ね象"若松(家元)MVS
 "枕手品"馬場(師範代)チーム・サーティース
 "蛾潰し"川口(師範代)ティ〜ム☆アイ〜ン  

 

<QUALIFY>

 通常、MVSで開催されるレンタルカート・レースでは、若松家元が競技長を務め、彼の進行によってプログラムが消化されていく。しかし、この師範代レースにおいては、その若松家元が自らレースに出場してしまっているため、特別 競技長に、Re-birseの青山総監督を招いて開催されることとなった。
 青山総監督。自分では「白い白い!」と言ってはいるものの、それはあくまで宮崎師範代と比較した場合のことであって、ハッキリ言って彼の腹は黒い。その上、一目みてその筋の人だとわかってしまうあの外観…くせ者ばかりの師範代レースを取りまとめるのに、彼ほどの適任者はいないだろう。そして今回、その青山総監督、もとい青山特別 競技長が、この要職について最初に下した裁定が、予選のタイムアタック方式であった。
 なんと、同一カートを順番に乗り換えて、単独走行1周のみのタイムアタックでグリッドを決める!というのだ。敢えて繰り返すが、たったの1周のみ!である。そりゃあ、見てるだけの人は、すぐ終わるからいいかも知れない。だが、単独走行というだけでも多大なプレッシャーがかかるというのに、それがたったの1周。絶対にワンミスも許されないのだ。しかも、この時点ではまだ、走行可能なカートが7台しかないと思われていた。つまり、8人中1人だけ、予選落ちしてしまうのだ。師範代といえども人間である。家元だって人間だ(師範は人間じゃないかも知れないが)。ミスだって1回や2回はする。それなのに…。
 しかし、競技長権限は絶対である。かくて、非情なる1ラップ・アタックの予選が開始された。
 出走順はアミダクジで決められ(第2戦以降は、前回の結果の逆順になるらしい)、使用カートは、唯一の門下生・"昇り鷹"嶋木が選んだグレイとなった。その嶋木が、まず1番手でコ−スに出る。
 日中の1dayT.T.で、このグレイでタイムアタックしてベストタイムをマーク、師範代レ−ス出場権を獲得した"昇り鷹"嶋木は、ここでもミスすることなく、26.880というタイムを記録。日中の彼のベストよりコンマ2秒落ちだが、このタイムが速いか遅いかは、この時点ではまだなんとも言えない。続いて、"海蝙蝠"大須賀師範がコースイン、なんと25秒台をたたき出してつらっとして帰ってくる。やっぱり師範は人間じゃない。まあ人間じゃない奴のタイムは参考にはならないので、次ぎの"女狩り"笹森のタイムが、最も基準になりやすいといえた。
 ところが、その笹森のタイムは、26.927。さらに"手拭い"太田は、人間らしくミスを犯して27.121に終わる。そしていよいよ、5番手に登場したのは…"猿回し"宮崎である。
 昨年、RSCで"計算マコちゃん"と異名を取り、そのあまりの強さに"宮崎包囲網"を敷かれながらも、圧倒的勝利でチャンピオンとなった宮崎。家元と師範がレースをする上で、最も負けたくない男の登場だ。また、彼はRSCを勝ち逃げしやがったため、他の師範代や一般 門下生からも目の仇にされていた。だが、その宮崎のタイムは…27.208。どこでミスしたのか知らないが、ここまでの最低タイムである。
 残るは3人。"蛾潰し"川口はとても好調で、26.907と3番手の好タイムを記録するが、師範代の中では今年、一番走り込みの足りない"枕手品"馬場が、なんと最終コーナーで痛恨のスピン!この瞬間、馬場の予選落ちが確定的となった。これで舞い上がったのが、最後にタイムアタックする"跳ね象"若松。予選落ちするかも知れない、というプレッシャーから解放され、喜びのあまりスキップしながらカートに乗り込み、派手なドリフトを決めてタイムをロス、27.409に終わった。ちなみにこの時若松は、計時コンピュ−タ入力をしていなかったために1周余分に走行しているが、これは単純に、予選落ちを免れた安度感ゆえのミスであって、一部で噂されていたような、「タイヤを暖めるためにわざと入力しなかった!」なんてことではありませんので、あしからず。そこまで黒くありません。マコちゃんじゃあるまいし。
 全員のタイムアタック終了後、実は走れるカートが8台あったことが判明。8人全員がレースに進むこととなった。だがもし、予選8位 が馬場ではなく宮崎だったら?おそらく、8台目のカートは出現しなかったであろう。悔やまれるところだ。

 公式予選結果(出走順)
  PP "海蝙蝠"大須賀(2)25秒975
 2位"昇り鷹"嶋木 (1)26秒880
 3位"蛾潰し"川口 (6)26秒907
 4位"女狩り"笹森 (3)26秒927
 5位"手拭い"太田 (4)27秒121
 6位"猿回し"宮崎 (5)27秒208
 7位"跳ね象"若松 (8)27秒409
 8位"枕手品"馬場 (7)33秒507*スピン

 

<FINAL RACE>

 MVSでレースを行う上で、勝負の行方を左右するカート選択。それは、この師範代レースでも同じことーいや、ドライバーのレベルが非常に高いところで揃ってしまっている師範代レースだからこそ、REC/RSCよりもさらに重要なポイントだと言える。今回、そのカート選択は、第1ヒートは予選グリッド順に好きなカートを選び、第2ヒートは第1ヒートのファステストで強制入れ替え、というREC/RSCシリーズ・レギュレーションにのっとって行われた。(この決定には、"猿回し"宮崎が猛烈に反対したが、多数決で却下された。「そのルールじゃ、PPの"海蝙蝠"大須賀がブッチぎるに決まってる!」という宮崎の意見には一理あるが、宮崎の意見だからこそ、みんなとりあえず反対したのである。次戦以降、カ−ト選択については見直される予定だ)

 スタ−ティング・グリッド(使用カート)
 PP
 "海蝙蝠"大須賀グレイ   2位
 3位            "昇り鷹"嶋木 白
 "蛾潰し"川口 赤     4位
 5位            "女狩り"笹森 緑
 "手拭い"太田 ピンク   6位
 7位            "猿回し"宮崎 青
 "跳ね象"若松 オレンジ  8位
               "枕手品"馬場 黄

 このカート選択には、各人の様々な戦略が入り乱れていた。その犠牲になったと思えるのが、2番目にカートを選んだ"昇り鷹"嶋木である。まず"海蝙蝠"大須賀が、おそらく嶋木が一番乗りたかったであろうグレイを取ってしまった。そして、悩む嶋木に対して、「白もあるよ」という悪魔のささやきである。白というカートは、この日まだ一度も走ってはいないが、MVSにおいて過去、常に最速カートとして有名だった。だが実は、つい最近エンジンがいってしまい、その後MVS工場長でもある大須賀の手によって、ノーマル仕様に戻されていたのだ。そんなことは知るわけがない嶋木は、見事大須賀の罠にハマり、白を選んでしまったのである。まあこれは、大須賀が罠を仕掛けたくなるほど、嶋木というドライバーが怖い存在になってきた、という証しであろう。
 フォーメーションラップは行われず、各車グリッドから、青山特別競技長の日章旗によりいっせいにスタート!PP"海蝙蝠"大須賀がトップで1コーナーに飛び込むが、フロントロー"昇り鷹"嶋木は出遅れ、"蛾潰し"川口が前に出る。後方でも、必殺技タオラ−キック(仮名)を駆使した"手拭い"太田や、参加選手の中では最も実戦経験豊富な"跳ね象"若松が、少しでもポジションをあげようと前走車の隙を伺う。参加選手の実力が伯仲している師範代レースでは、各車がまだ接近しているオープニング・ラップこそが、順位 をあげる絶好のチャンスなのだ。太田は"女狩り"笹森を刺し、若松は"猿回し"宮崎を逆バンクで殺して(奥のヘアピンで宮崎は逆襲を試みたが、あえなく返り討ちにあった)、全車かろうじて無事に1周目を終える。最後尾スタートの"枕手品"馬場も、瀕死の宮崎を2周目にかわし、若松を追う。
 "枕手品"馬場にとって、このレースはある意味、とても重要なレースであった。彼にとっての2000年初レースである、というのはもちろんだが、それだけではない。24年の人生で初めて(違ったらごめんなさい。この方が盛り上がるので)、愛する女が彼のレースを見守ってくれているのだ。この一件はシーズン開幕前には、REC/RSCでの"猿回し"宮崎の去就騒ぎをも吹き飛ばしてしまった、オフシ−ズン中のMVS最大のワイドショーネタであった。"枕手品"というエントリーネームが、馬場の必殺技"ピロマジック"を直訳しただけのものではないことは、この一件でも明らかである。馬場を見守る、愛する女というのは、言わずと知れたコッ…まあ、そんなど〜でもいい話はさておき、レースに戻ろう。
 その馬場の前に立ち塞がったのが、"跳ね象"若松であった。参加者中ダントツの年齢的ハンデを背負い、体力やスピードでは他のドライバーについていけないとは言え、ことレースとなれば話は別 である。象と異名をとるのは動物占いのことだけではない。そのレーシング・ラインは象らしく非常にワイドで、若松が前を走っていたら、彼が譲ってくれでもしない限り前に出るのは不可能。それどころか、コーナー進入で毎回、目の前で真横を向かれるので、後ろを走っていると疲れることこのうえない(らしい)。以前、「若松さんは後ろから突けば1発だ!」などとほざいてた奴がいたが、そうじゃないことは今回よくわかったでしょ?宮崎さん。
 若松と馬場は、宮崎を置いてきぼりにして、テール・トウ・ノーズのまま先行グループに迫っていった。3位 を行く"昇り鷹"嶋木が、ノーマルカートである白に苦戦してストッパーとなってしまい、"手拭い"太田、"女狩り"笹森は思うような走りができないでいる。ここでもう少し嶋木が粘ってくれれば、若松、馬場がもっと前に行くチャンスもあったのだが、嶋木は自分が渋滞を作っているのを見て、あっさりと道を譲った。これで楽になった太田と笹森は、再び若松以下との差を広げ、お互いにバトルしながら2位 ・"蛾潰し"川口を、そしてその直前を走るトップ・"海蝙蝠"大須賀を追い詰めていく。
 大須賀は本来、その飛び抜けたスピードと正確なドライビングで、先行逃げきりを最も得意とするドライバーなのだが、今回は敢えて、そのパターンを捨ててレースに望んでいた。というのも、以前から宮崎と若松に、「あんたが速いのは認める。だが、戦略ではおれらが上だ!」とバカにされており、それなら今回は戦略で勝ってやる!と決めていたらしい。その戦略とは、「第1ヒートでは最速じゃないがストレートは速いカート(グレイ)を選んで、抜かれなければ良い。ファステストは他の人(最速カートを選んだ人)が出すから、第2ヒートで一番遅いカートには乗らなくてすむ。そうすれば、"俺様なら"、2位 以下を押え込める!」というもの。この戦略はピタリと当たり、第1ヒートのファステストは、最速カート(ピンク)の"手拭い"太田が出してしまっていた(ちなみに太田は今年、このレギュレーションで3回レースをやっているが、第1ヒートでファステストを出してしまったのもこれが3度目である)。太田としては、こうなったら意地でも大須賀の前で第1ヒートをゴールし、大須賀の作戦をブチ壊したいところだ。第1ヒート終盤、"女狩り"笹森を振り切り、"蛾潰し"川口もパスした太田が、大須賀を猛追する。RECではRe-birseのエースでもある太田。それを見た青山特別 競技長も、にわかにRe-birse総監督としての自分を思い出したのか、それともあくまで競技長としてレースを盛り上げようと思ったのかは定かではないが、なんと第1ヒートの周回数を1周増やすという暴挙に出た。しかし、この親心(?)は太田には通 じず、結局大須賀がトップでゴール、太田は1秒差の2位に終わる。青山特別競技長の処置は、ただいたずらにドライバーの体力を奪っただけであった。特に、体力が弱点である"跳ね象"若松にとってこの余分な1周は、とどめをさされたようなものである。

 

第1ヒート(25周+1周)結果
ベスト・ラップ(順位)
1位
"海蝙蝠"大須賀  
26.737(2)
2位
"手拭い"太田 1秒差
26.685(1)
3位
"蛾潰し"川口 2秒差
26.922(4)
4位
"女狩り"笹森 1秒差
26.839(3)
5位
"跳ね象"若松 11秒差
27.193(6)
6位
"枕手品"馬場 1秒差
27.156(5)
7位
"昇り鷹"嶋木 12秒差
27.680(7)
8位
"猿回し"宮崎 13秒差(1周遅れ)
28.095(8)

 

 そして、全ての決着がつく第2ヒート。カートは、第1ヒートの各人のベストラップで、1番速いタイムを出した人が1番遅いカートに乗る、というRSCレギュレーションのままに決定され、第1ヒートのチェッカ−順にその際のタイム間隔でピットからスタートが切られる。

 

第2ヒート スタート順
使用カート
スタ−ト間隔
"海蝙蝠"大須賀
"手拭い"太田
1秒
"蛾潰し"川口
2秒
"女狩り"笹森
オレンジ
1秒
"猿回し"宮崎
ピンク
9秒
"跳ね象"若松
2秒
"枕手品"馬場
1秒
"昇り鷹"嶋木
グレイ
12秒

 

 "猿回し"宮崎が28秒を切れなかったカート、青を掴んでしまったことで、"手拭い"太田の逆転優勝の可能性はほとんどなくなってしまってはいたが、太田は第2ヒートがスタートしてすぐ、自らのミスで残された可能性をゼロにしてしまう。2コーナーでいきなり、飛び出してしまったのだ。これで、代わって"海蝙蝠"大須賀を追うのは"蛾潰し"川口だが、これは大須賀にとっては非常に楽な展開となった。
 MVS随一のジェントルなドライビング・スタイルを身上とし、しかも最近、EMCという、レーシング・マナーの議論をするための会議を発足させたばかりの川口が、強引な勝負に出てくるわけがないのだ。大須賀の駆る白は確かに、ノーマルエンジンで遅いのは事実だが、逆にインフィールドではとても乗りやすいのである。川口は大須賀の背後に終始追従し、大須賀がなんらかのミスを犯すのを待つしかなかった。
 一方、3位を走る"女狩り"笹森も、挙動がままならないオレンジに苦戦していた。タイムが伸びず、後方から"跳ね象"若松がヒタヒタと迫ってくる。若松の乗る緑は、奇しくも第1ヒートで笹森が駆り、3番目に速かったカート。1、2番目に速かったピンク(宮崎)とグレイ(嶋木)は概に周回遅れとなってレースから脱落しており、実質若松の掴んだ緑が、この時点で最速のカートといえた。だが、若松も問題を抱えていた。彼の場合、やはり体力が弱点なのである。第1ヒートで26周させられたことによって既に限界に達していたのだが、それでも気力を振り絞って挑んだこの第2ヒート。5周もするともはや、若松を走らせているのは精神力のみであった。一度は笹森のテールにつくものの、そのうち握力はなくなるは、足はつるはで、レースどころの騒ぎじゃなくなってしまったのだ。その後若松は思考能力も低下し、周回遅れの"手拭い"太田を同一周回と勘違いしてサウストップでリスキーなオーバーテイクを試み、ハーフスピンしかかるなど、ある意味人知を超えたところへいっちゃったようですらあった。
 レースは落ち着き(後ろの方でゴチャゴチャやっていたようだが、わからないので書きません)、いよいよファイナルラップ。"蛾潰し"川口が数回、"海蝙蝠"大須賀のインを伺うがそれも叶わず。結局、大須賀がポール・トゥ・フィニッシュで、2000MVS師範代レース開幕戦を制した。
  レ−ス後、"猿回し"宮崎がスピンタ−ン&逆走したのでペナルティだ!という騒ぎが持ち上がったが、青山特別 競技長の大岡裁きにより不問に処された。まあ、後ろの方で順位が入れ替わっても、大勢に影響はないからだろう。最後に、1999RSCチャンピオンの肩書に敬意を表して、第2ヒートではその"猿回し"宮崎がファステストを、しかもダントツのタイムで記録したことを記しておこうーもっとも、これはタイムトライアルじゃないから、な〜んにも意味はないけどね。

 

2000MVS師範代レ−スRd.1 結果
優勝
"海蝙蝠"大須賀
22分28秒692
10p.
2位
"蛾潰し"川口
0秒177
6p.
3位
"女狩り"笹森
8秒451
4p.
4位
"跳ね象"若松
14秒804
3p.
5位
"枕手品"馬場
17秒615
2p.
6位
"猿回し"宮崎
1周遅れ
1p.
7位
"昇り鷹"嶋木
1周遅れ
 
8位
"手拭い"太田 
1周遅れ